0歳児と何して遊ぶ?パパが実践する遊びと発達に合わせた関わり方

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赤ちゃんと2人で過ごしていると、

「子どもと何をして遊べばいいんだろう?」

と迷うことはありませんか?

僕も子どもが生まれたばかりの頃は、何をして遊べばいいのか全然分かりませんでした。

妻は子どもの表情を見ながら自然に遊んでいるように見えるのに、僕はとりあえず抱っこしてみたり、手足を動かしてみたりするところからスタートしました。

・子どもの発達に遊びが大事なのは何となく分かる

・ でも、どんな遊びが発達にいいんだろう?

・ 発達のためには、もっと特別な遊びをした方がいいのかな?

・ 知育玩具も買った方がいいのかな?

分からないことだらけだったので、ネットで調べてみたり、本を買って読んでみたりもしました。

ただ、調べてみると、0歳児との遊びには、

「この遊びをすれば一番よい」という一つの正解があるわけではない

ということがわかりました。

そこでこの記事では、

「子どもとの遊びは具体的に何をして遊べばいい?」
「遊ぶときにどんなことに気をつけたらいい?」
「知育玩具は発達のためにあった方がいい?」

という疑問に、わが家の実体験を交えながら、研究ではどこまで分かっているのかを整理していきます。


【結論】0〜3歳児は「応答的な関わり」と「遊びや日常生活の中での早期学習」が大事!

WHOは0〜3歳の子どもに対して、

子どもの反応に応じる「応答的な養育(応答的な関わり)」と、日常生活の中での「早期学習の機会」

を推奨しています。

つまり、0歳児の発達のために特別な遊びをたくさん用意する必要はなく、

子どもの反応を見ながら、日常生活や遊びの中で関わることも大切です。

「応答的な関わり」のイメージは、たとえばこんな関わりです。

「日常生活の中での早期学習」は、たとえばこんな場面を指します。

0歳児との遊びというと、

「発達にいい遊びを考えないといけない」

「知育になることをしてあげないといけない」

と思ってしまうかもしれません。

僕自身も、「どういう遊びをすれば発達にいいんだろう?」と気になって、子どもの発達や運動について書かれた本を買ったことがあります。

でも、遊びについて調べてみると、日常的な関わりも子どもにとって重要だとわかりました。

例えば、

赤ちゃんが笑う。

こちらも笑い返す。

赤ちゃんが「あー」と声を出す。

「どうしたの?」と返してみる。

おもちゃへ手を伸ばしたら、何をしようとしているのか見てみる。

こうした親子のやり取りそのものも、0歳児にとって遊びや学びの機会になります。

AAP(米国小児科学会)も0〜6か月の遊びとして、赤ちゃんに話しかける、喃語に返事をする、表情や声をまねる、安全な物を触ったり口に運んだりして探索させる、といった日常的な関わりを挙げています。

つまり、

「今日は特別な遊びをしてあげられなかった」

と心配しすぎなくてもよさそうです。

声をかける、笑い合う、抱っこする、一緒に物を見る。

そんな普段のやり取りも、0歳児との立派な遊びだと考えています。


わが家で実際にやっている0歳児との遊び

わが家では特別なプログラムを決めているわけではなく、そのときの子どもの反応を見ながらいろいろ試しています。

たかいたかい・抱っこで上下する遊び

現在、特に反応がいいのが「たかいたかい」です。

僕がたかいたかいをすると、笑ってくれることが多く、

「これは好きそうだな」

と感じています。

もう一つよくするのが、子どもを抱っこしたまま、僕がゆっくりスクワットするように上下する遊びです。

こちらもニコニコすることが多いので、よくやっています。

ただし、この2つの遊びについては安全面には注意が必要です。

こども家庭庁では、首や体を支えた通常のたかいたかいなどで、ただちに乳幼児揺さぶられ症候群になるわけではないと説明しています。

ただし、頭が前後に激しく揺れるような扱いは危険です。

うつ伏せでの遊び(tummy time)

子どもが成長して首が安定し、寝返りやずりばいなどの動きが増えてからは、床で一緒に遊ぶ時間も増えました。

AAPは、赤ちゃんが起きていて大人が見守っている状態での「tummy time(うつ伏せ遊び)」を、発達や頭の形の偏りを減らすために推奨しています。

なお、tummy timeは首がすわってから始めるという意味ではなく、AAPでは退院後早期から、赤ちゃんが起きていて大人が見守れる状態で短時間から始めることが勧められています。

僕自身も「寝返りが上手になるように遊んであげよう」と発達を意識して遊ぶこともあります。

しかし、寝るときのうつ伏せとは別なので、起きていて大人が見ているときに行うことが前提です。

まずは、安全な環境の中で、子どもが自分から体を動かしたり、興味のあるものへ手を伸ばしたりできる機会を作る、と考える方がよさそうです。

音や動きのあるおもちゃ

わが家では知育玩具やおもちゃも使っています。

特に気に入っている様子なのが、祖母からもらったアンパンマンのおもちゃです。

このおもちゃを手の届くところに置いていると、自分で手を伸ばしたり、持ったり、回したりします。

音が鳴ったり動いたりすると、よく遊んでいます。

ただ、0歳児なのでおもちゃを口へ持っていくことも多いです。

そのため、

「楽しそうか」

だけでなく、

「口に入れても危なくないか」

にも気をつけるようになりました。

0歳児の遊びは月齢だけでなく、「今できること」に合わせて考える

0歳児の遊びを調べると、

「3か月ならこの遊び」

「6か月ならこの遊び」

と、月齢別に紹介されていることが多いです。

もちろん、月齢は一つの目安になります。

ただ、同じ月齢でも発達や興味の出方には個人差があります。

わが家でも、月齢が低かった頃と今では遊び方がかなり変わりました。

最初の頃は、

抱っこする。

声をかける。

少し上下に動いてみる。

そのくらいでした。

今では、子ども自身が手を伸ばしたり、体を動かしたり、床の上で移動しようとしたりします。

だから僕も、

「5か月だから○○をする」

というより、

「今この子は何に興味を持っている?」

と考えて遊ぶことが増えました。

AAPも0〜6か月では、いろいろな物を見る、声のやり取りをする、安全な物を触る、さまざまな姿勢から周囲を見るといった遊びを紹介し、7〜12か月になると、安全にハイハイや探索ができる環境を作ることなどを挙げています。

なので、月齢表をそのまま当てはめるより、

子どもの今の動きや興味に合わせて遊びを少しずつ変えていく

くらいでよいのかなと思っています。


遊んでも反応しない・飽きる・嫌がるときはどうする?

僕が子どもと遊んでいて面白いなと思うのが、

同じ遊びでも反応が毎回同じではない

ということです。

最初はニコニコしていた遊びでも、何度も繰り返していると、だんだん反応が薄くなることがあります。

わが家では勝手に「塩対応」と呼んでいます。笑

そんなときは別の遊びに変えます。

そして、しばらく時間を置いてから同じ遊びをすると、また笑ってくれることもあります。

つまり、

「昨日喜んだから、今日も必ず喜ぶ」とは限らない。

子どもの反応を見ながら、その時その時で遊び方を変えていく柔軟性が大切だと思います。

いないいないばあが苦手なこともある

例えば、一般的には赤ちゃんの定番遊びとして「いないいないばあ」があります。

でも、わが家では急に「わっ!」と大きな声を出すようないないいないばあは、びっくりして泣いてしまうことがあります。

なので僕は、嫌がることは無理にしません。

「赤ちゃんはみんないないいないばあが好き」

ではなく、

その子がどう反応しているかを見る

ことの方が大切だと思うようになりました。

WHOが推奨している「responsive caregiving(応答的な養育)」も、子どもの行動やサインに気づき、それに適切に応じることを基本としています。

僕の場合、最初は

「どうしたら笑わせられるかな?」

と、自分から遊びを仕掛けることが多かったです。

一方、妻を見ていると、子どもが笑ったら笑い返すなど、子どもの反応から遊びを広げていることが多いように感じました。

これはあくまでわが家での違いですが、妻の遊び方を見て、

子どもを楽しませようとするだけでなく、子どもの反応を待つことも遊びなんだ

と気づきました。


遊びは子どもの発達にどんな意味がある?研究で分かっていること

遊びについては、

「脳の発達にいい」

「運動能力が伸びる」

「賢くなる」

など、さまざまなことが言われています。

では、研究ではどこまで分かっているのでしょうか。

親の関わりを支援する介入にはプラスの結果がある

0〜3歳の子どもを対象にした102件のランダム化比較試験をまとめたメタ分析では、親への育児介入によって、

認知発達、言語発達、運動発達、社会情緒面などに小〜中程度のプラスの効果が確認されています。

さらに、子どもの反応に合わせる「応答的な養育」を含むプログラムでは、含まないプログラムよりも、認知発達や親子の相互作用などへの効果が大きい傾向が確認されています。

ただし、研究によって介入内容や得られた効果には大きなばらつきがあるため、「どの家庭でも同じ効果が得られる」という意味ではありません。

またこれらは、

「こんな遊びをすると認知能力が伸びる」

とか、

「このおもちゃで遊べば運動発達が良くなる」

という研究ではありません。

遊び、声かけ、読み聞かせ、食事中の関わりなどを含む、さまざまな親子の関わりを改善するプログラム全体を調べた研究です。

WHOも0〜3歳について、特定の遊びを「最も効果的な遊び」として推奨しているわけではなく、応答的な養育と早期学習の機会を広く推奨しています。

そのため、

発達のために「一番いい遊び」を探す

より、

子どもの反応を見ながら、話したり、触れ合ったり、探索したりする機会を作る

くらいに考える方が、現在の研究には近そうです。

遊びは「何をするか」だけではない

AAPも、遊びを子どもの認知・言語・社会情緒・自己調整などの発達を支える機会として位置づけています。

特に乳児期では、

子どもが反応する
→親が返す
→子どもがまた反応する

という双方向のやり取りが重要だとしています。

僕自身、「発達にいい遊びは何だろう?」と考えていました。

でも調べてみると、

遊びの名前より、どう関わるか

の方が大切なのかもしれないと感じています。


知育玩具は必要?高いおもちゃを買わないと発達に不利?

僕自身、ここは今でも迷うことがあります。

おもちゃ売り場へ行くと、

「生後○か月から」

「知育」

「脳を育てる」

と書かれたおもちゃがたくさんあります。

テレビなどで、

「優秀な人物が小さい頃に使っていたおもちゃ」

と紹介されていると、

「うちでも買った方がいいのかな?」

と思うこともあります。

ただ、今回調べた範囲では、

特定の高価な知育玩具を使わないと、0歳児の発達に不利になる

という根拠は確認できませんでした。

AAPも、子どもの遊びについて、高価な電子機器だけではなく、ボールや容器などのシンプルな物でも遊ぶことができ、大人が一緒に見たり、話したり、遊んだりする関わりが重要だとしています。

わが家でもおもちゃは使っていますし、子どもが手を伸ばして遊んでいる姿を見ると、買ってよかったと思うものもあります。

でも、

「このおもちゃがなければ発達できない」

と考える必要はなさそうです。

もちろん、子どもが楽しく遊べるおもちゃ自体を否定するわけではありません。

大切なのは、値段や「知育」という言葉そのものより、その子が安全に、主体的に関われるかどうかだと思います。

僕は、

子どもが自分で触る、握る、動かす、音を鳴らす、口で確かめる

といったことを安全に子どもができるかどうかを、一つの基準にしたいと思っています。


0歳児と安全に遊ぶために確認しておきたいこと

遊びは楽しい時間ですが、0歳児は安全面を自分で判断できません。

特にわが家では、おもちゃをすぐ口へ持っていくことが増えたので、安全性を見るようになりました。

子どもの玩具については、おもちゃの対象年齢を確認し、3歳未満向け玩具の「子供PSCマーク」や「STマーク」なども、安全性を確認する際の参考になります。

また、遊ぶ前に部品が外れそうになっていないか確認することも大切です。実際に、小さな玩具部品の誤飲事故も報告されています。

「発達にいいことをしよう」と頑張るより、まず安全に楽しく遊べることを優先したいと思っています。


まとめ|0歳児との遊びは「何をするか」だけで考えなくていい

0歳児との遊びで大切なのは、「何をするか」だけでなく、「子どもの反応にどう応じるか」でした。

僕は子どもが生まれたばかりの頃、

「赤ちゃんと何して遊べばいいんだろう?」

とかなり迷いました。

妻のように自然に遊ぶこともできず、とりあえず抱っこして上下に動いてみるところからのスタートでした。

そこから、たかいたかいをしたり、おもちゃを使ったり、床で一緒に遊んだりするようになりました。

最近は遊ぶ時間が増え、子どもが笑ったり、声を出したりする場面も増えたように感じます。

しかし、これが遊びによる効果なのか、月齢による自然な成長なのかは分かりません。

だから、

「この遊びをしたから発達した」

とまでは考えていません。

今回調べてみると、「遊び」について科学的に支持されているのは、

「○○遊びをすれば頭がよくなる」

というより、

子どもの反応に気づき、それに応じながら、遊びや会話、探索を一緒に楽しむこと

でした。

笑えば笑い返す。

飽きたら違うことをする。

嫌がったら一度やめる。

興味を持った物があれば、一緒に見てみる。

そんな繰り返しでいいのかもしれません。

僕自身も、

「発達のためにもっと何かしないと」

と考えすぎず、

今の子どもが何を楽しんでいるのかを見ながら、一緒に遊ぶ時間を増やしていきたい

と思っています。

参考にした主な資料・研究

  • World Health Organization. Improving early childhood development: WHO guideline. 2020.
  • Jeong J, et al. Parenting interventions to promote early child development in the first three years of life: A global systematic review and meta-analysis. PLOS Medicine. 2021.
  • Yogman M, et al. The Power of Play: A Pediatric Role in Enhancing Development in Young Children. Pediatrics. 2018, reaffirmed 2025.
  • こども家庭庁「赤ちゃんが泣きやまない~泣きへの理解と対処のために~」
  • 国民生活センター「お子様用の玩具や乗り物は、安全面に気を付けましょう」
  • 消費者庁「子供PSCマークがはじまりました」

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